基礎知識

遺品整理業者の比較【失敗を回避する方法】

おすすめの遺品整理業者の選び方」で説明してきたように、業者選びでは「情報共有したうえで業者を比較すること」ことが大事です。

この記事では業者を比較するときのポイントを見ていきましょう。

遺品整理業者の比較のタイミング

遺品整理の業者を比較するタイミングは2回あります。

それぞれポイントを見ていきます。

業者選定のための比較(見積もり依頼前)

まずは見積もり依頼する業者を選ぶときの比較です。ポイントは4つ。

上記を遺品整理業者のHPでチェックしていきます。

①見積もり自体の費用

遺品整理業者のHPで「見積もり自体に費用がかからないかどうか」を確認しましょう。

見積もり自体の料金は下記の3パターンあります。

  1. 見積もり完全無料の場合
  2. 契約したら見積もり無料になる場合
  3. 有料の場合

複数社に相見積もりをするため、「見積もり完全無料」の業者を選びましょう。

②実績

実績を確認するには下記の3つをチェックします。

  • 実績数(年間実績300件など)
  • 実際の写真(現場の写真のビフォーアフター)
  • お客様の声

上記の他にも、理念や遺品整理への想いなども参考になります。

これらの情報が少ない業者は信頼性という面でやや欠けるので注意しましょう。

③資格の確認

遺品整理業を行うにあたって必須の資格はないですが、チェックしておきたい資格があります。

  • 遺品整理士
  • 一般廃棄物収集運搬許可証
  • 古物商許可証

遺品整理士

遺品整理士は「遺品の取り扱い」や「遺品整理に関する法律」に関する資格です。

遺品を整理するという「気持ち」をくみ取って仕事ができるという証です。

遺品整理士の資格がないと仕事ができないわけではありませんが、あると安心できる資格です。

一般廃棄物収集運搬許可証

家庭から出る「家庭系一般廃棄物」を回収できる資格です。家庭系一般廃棄物とは日常生活で出てくる不用品のことを指します。

ただし、「一般廃棄物収集運搬許可証」がない業者であっても、許可を持っている業者に不用品の処分を委託していれば問題はありません。

※許可がなく、委託先もない業者の場合、不法投棄する悪徳業者の可能性があります。気になったときは確認しましょう。

古物商許可証

中古品を販売できる資格です。

この資格があると自社で買取り、販売ができるため、買取額が(理論上は)高くなる傾向があります。

④金額

そして最後は金額です。

HPでは大まかな料金しか書いていないですが、間取りによって大体の金額感が分かるのでチェックしておきましょう。

実際の金額例が書いてある業者だと親切です。

対応エリア内の業者を比較

以上の①〜④が見積もり依頼先の業者を比較するポイントです。業者のHPから、ある程度分かります。

ポイントをふまえて遺品整理業者を希望するエリアから選んでいきましょう↓

北海道・東北地方 北海道 / 青森 / 岩手 / 宮城 / 秋田 / 山形 / 福島
関東地方 東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 茨木 / 群馬 / 栃木
中部地方 愛知 / 岐阜 / 三重 / 静岡 / 長野 / 山梨 / 石川 / 富山 / 新潟 / 福井
関西地方 大阪 / 奈良 / 京都 / 兵庫 / 滋賀 / 和歌山
中国地方 岡山 / 広島 / 鳥取 / 島根 / 山口
四国地方 愛媛 / 高知 / 香川 / 徳島
九州地方 福岡 / 佐賀 / 長崎 / 熊本 / 大分 / 宮崎 / 鹿児島 / 沖縄

提出された見積もりの比較(見積り後)

次は、各業者から提出された見積もりを比較します。

遺品整理業者に相見積もりをとった前提で話を進めていきます。

相見積もりの方法は下記で確認
「おすすめの遺品整理業者の選び方【5ステップ】

各業者の見積もりを比較するには下記のポイントをチェックします。

①作業・金額の詳細

見積書に総額しか書かれていない場合は要注意です。

何に費用がかかっているか分からないと比較することができません。

必ず、作業ごとの料金が分かるようにしてもらいましょう。

作業ごとの料金を見て、作業の取捨選択を行い、金額を調整していきます。

料金を安くするには下記を確認
「遺品整理の料金【費用を安く抑える方法】」

②追加費用の有無

当日に追加でお金がかからないかも確認すべきポイントです。作業後にプラスで料金が上乗せされると大変です。

お互いのコミュニケーションが取れていないとよく発生するトラブルです。

  • 事前に希望作業を伝える
  • 全て含めた見積もりを出してもらう

この2つが失敗しない遺品整理のためには重要です。徹底しましょう。

また、費用面だけでなく、備考・補足事項などにも必ず目を通してください

③最後は対応

最後のポイントは「対応」です。

遺品整理は故人との思い出を振り返りながら気持ちを整理する大切な場面です。

依頼者の気持ちを汲みとらない、強引な業者や即決を迫ってくる業者は避けましょう。

たとえ金額が高かったとしても「この業者なら信頼できる」という業者に依頼したほうが後悔はありません。

料金だけでなく、総合的に見て安心して任せられる業者を選びましょう。

補足:一括見積もりの際の遺品整理業者の比較

ここまでは、自分で1社1社個別の見積もりをとって比較する方法を説明してきました。

一括見積りサービス利用時の比較方法についても触れておきます。

一括見積りサイトを利用すると、見積もり依頼前に業者選定をすることができません。

そのため下記の2点が重要です。

  1. 見積もり依頼時の入力フォームを詳細に記入
  2. 見積もりの返信が届いた業者のHPを確認すること

情報共有することで、希望する作業の見積もりをもらいましょう。

そして必ず業者のHPを確認しましょう。確認事項は「業者選定のための比較(見積もり依頼前)」と同様です。

失敗を回避するには情報共有が大事

文中でも触れましたが、遺品整理業者を比較する際には下記の2点が大事です。

この2つで業者選びに失敗する可能性は大きく下がります。

  1. 事前に希望作業を伝える
  2. 全て含めた見積もりを出してもらう

情報共有不足が遺品整理のトラブルの大きな要因です。

遺品整理の大切な時にイヤな気持ちにはなりたくないですね。

きちんと情報を伝えて気持ちのよい遺品整理をしましょう。